記録

みたものの思い出

白河夜船

 

やっと小説を読んだ。

いかに映画がいいものだったか分かりました。

もう一度映画を見直したい。

 

他の二作もよかった。

 

中学で水泳を辞めてから、長時間眠るようになって、大学生になってからはことさら長時間で寝るスパンが短くなった。

日常的にそういう眠り方をするようになった。

いまもちょうどその時期。

 

原因は後にならないと分からないのかもなと思う。考えてはいるけど。

 

よしもとばななの文章はいつも、物事や状況の現実的な重みより、その時の考えや動機の、気持ちの重みが中心で、いつもそれが心地いいと思う。

 

最近の作品とは違った、若さのモヤっとした不安とか、そういう微妙な繊細さが描かれてる昔の作品も好きだし、

他作家と比べものにならないくらい、その点においては好き。

いまの作品も好きです。

 

女の人は特に、疲れてたり、考えていることの埒があかないときは、染み入るものだと思う。

 

 

 あと新潮文庫から出てるよしもとばななの文庫本の装丁がとても好き。

白河夜船 (新潮文庫)

白河夜船 (新潮文庫)